カギがないときは (1702)

夕方、私が車で出かけていて帰ると、
うちから少し離れたところにある道路を
ナルが学生服でうろうろしてたんです。
私 「あれっ?ナル、どうしたの?」
ナル「あぁ、ママ。(ほっとした顔で)
学校が早く終わったんだけど、
うちのカギがなくて入れなかったんだ。」
私 「カギはいつも学生カバンに入れてるんじゃ
なかったの?」
ナル「いや~、それがその・・・。
前に使ったあと、カバンに入れるのを
忘れてたみたいなんだ。」(・∀・;)
私 「カギがないときは、カバンを家の前に置いて
近くのコンビニで立ち読みでもしてなさい
って、前に言っておいたでしょ~が!」
注☆家から歩いて1分で コンビニあり。
ナル「カバンを家の前に置きっぱなしにしてたら
盗られたらいけないと思って・・」
私 「誰もそんなもん盗らないよ!」
ナル「それに学生服のままコンビニに行って
立ち読みなんかしてたら、
自分の中学の評判が悪くなると思って。」
私 「そのくらいで評判が悪くなったりしない!
気にしすぎだよ、もう~!」
ナル「でも・・・」(オロオロ)
私 「じゃあ、次にこういうことがあったら、
カバンを家の自転車置き場のすみに置き、
本屋さん(歩いて3分の距離)に行って
本か雑誌を見ていることにしたら?」
ナル「うん、それなら大丈夫だね。でも、
これからはカギを忘れないようにするよ。」
私 「・・・ねぇ、なんでここでうろうろしてたの?
何かさがしてるようにも見えたけど?」
ナル「針金をさがしてたんだよ!
カギ穴にさしこんで動かしたら
カギが開くかもしれないでしょ?」
(^◇^;) いや、無理だって!
ナル「でも、いい針金がなくてさ~。」
私 「なくてよかったよ。
針金をカギ穴に差し込んで
ガチャガチャやってるのを誰かに見られたら
泥棒に間違えられるかもよ?」
ナル「だいじょうぶだよ!(・∀・)
そういうときは、
アヤシイモノでは ありません
って言うから♪」
ヾ(`◇´)ノ ちがーーう!!
そういうときは
「家のカギを忘れたんです」だよ!
息子よ、学校の評判を気にするのもいいけど
自分の評判も少しは気にしてください。
針金でカギあけなんて、評判ガタ落ちだよ!
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