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むかふ~ん日記

寝言          (1970)

   ファミレスのバイトから帰ってきたゆめが
   リビングのソファーで寝ていたとき、
   ゆめのケイタイが大音量で鳴り始め・・・


ゆめ
「ふあっ!!(飛び起きる)
   バイト先から電話だ!
   私のケイタイ、どこどこ?」

  
私 「はい、ここにあるよ!」

ゆめ「・・・・はい、もしもし、ゆめです。
   
あーーっ!すみません!
    はい、わかりました。明日、持っていきます。」



    電話を切ったあと

私 「どうしたの?」

ゆめ「バイト先の金庫の鍵、
    私の制服の 右ポケットに入れたまま
    持って帰っちゃった。へへへ。」

私 「えーー!!またーー!?
    (注★以前そういうことがありました)
    
カギ、すぐに持っていかなくちゃ!

ゆめ「店長のカギがあるから、明日でいいって。
    私、明日も朝からバイトだから持って行くよ。
    じゃ、また寝るから。」


    そう言って、ゆめはまた眠り始めたんですが、


e1970.gif


ゆめ「・・・・はい・・・はい・・・わかりました。」

ルル「・・・くぉn・・・ふぅん・・・うん・・・うぉん。」

     
(^◇^;) ゆめとルルが寝言いってる。
            会話してるみたい


【2時間後】

ゆめ「ふぁ~、よく寝た。すっきりした~。」

私 「はい、はい、わかりましたって
   寝言いってたよ。どんな夢、見てたの?」

ゆめ「えーーーっ!?寝言いってた?(汗)
    そういえばバイトしてる夢みてたような・・・」

私 「バイト先のカギを持って帰っちゃったから
    気になって、バイトの夢を見たのかもね。」

ゆめ「えっ?別に気にしてないよ。」(´▽`)

私 「いやいや、気になるでしょ~!
   いくら 2回目とはいえ・・・」

ゆめ
「あ~、ママに言ってなかったけど、
    これ 4回目なんだ。
    いいかげん慣れるよ~。ヘヘヘ♪」
 
    ヽ(`Д´)ノ 慣れるなーー!!


    こんなゆめですが、仕事内容は優秀で
    まわりから認められているようです。
    しっかし、カギの持ち帰り4回目とは・・・(汗)




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誕生日プレゼント     (1971)

   私の誕生日が近付いてきたある日、

ゆめ「ママ、誕生日プレゼント、何がいい?」

私 「う~ん・・・手作りケーキがいい。
   リンゴとサツマイモが入ったパウンドケーキ!
   ゆめが作るヤツ、おいしいんだもん。」

ゆめ「え~~!そんなんでいいの?
    私が結構バイトしてるから、ママは
    高いプレゼントをせびるかと思ってた~。」

      
(;´Д`) オイオイ
             私を何だと思ってんだ?


・・・・誕生日当日・・・・

ナル「ゆめちゃん、何してるんだ?」

ゆめ「リンゴとサツマイモのパウンドケーキだよ。」

ナル「ふ~ん・・・そうなんだ。」(うろうろ)

ゆめ「も~~!さっきからうろうろして邪魔っ!!」


e1971.gif


ゆめ「そんなに ヒマなんだったら
    パウンドケーキ作り手伝えよっ!!


ナル「え~~~!
    だって、俺の誕生日プレゼントは
    トイレ掃除と風呂そうじだもん。」

ゆめ
「∑(゚Д゚)ハァ!?なんじゃ、そりゃ?
    そんなん、あっという間に終わるじゃん!
    こっちは時間も手間もかかるんだよ!」

ナル「でもママと約束したし~。」

ゆめ「掃除はまた今度にして、こっちを手伝え!
    ねぇ、ママ。それでいいでしょ?」

私 「それでもいいよ~。
    ナル、掃除と料理、どっちがいい?」

ナル
「ふぅ・・・仕方ないな。
    じゃ、料理にするか。
    で、何からやればいいんだ?」
(・∀・)

     (^◇^;)
 嬉しそうな顔しちゃって・・・
           実は料理したかったのか??


    結局、ナルはケーキ作りの手伝いだけでなく
    トイレ掃除もやってくれました。

    2人が作ったパウンドケーキは、
    大変おいしゅうございました。余は満足じゃ~!




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シャッターチャンス     (1972)

   ナルと2人で、お寺に行ったときのこと。

   ナルは最初、自然あふれる綺麗な風景や
   寺や仏像をデジカメで撮っていたんですが、

私 「あれっ?川を撮ってるの?」

ナル「違う。川の中にカニがいたから撮ってた。
    メダカがいたら撮りたいんだが・・・」

私 「メダカはいそうにないねぇ。」

ナル「じゃ、川の向こう側に移動して
    何か別の生き物を撮るとするか。」

私 「あっ!ちょっと待って!」

e1972.gif

私 「あっちのすみにも カニがいるから
    シャッターチャンスを待とうよ。
    カニ 2匹が並んでる写真が取れるかもよ。」

ナル「ふむ・・・待つとするか。」

    カニの動きをのんびり観察しつつ
    写真を数枚撮った後、

ナル
「よし、いい写真が取れた。
   今度はサンショウウウオにでも
   ご出頭願おうか。


      
(;´Д`) ご出頭って・・
          容疑者かよっ!!


ナル「じゃ、今度こそ川の向こう側に・・・
    
あっ!ネコ!!」(いきなり走り出す)

私 
「ちょっと待ってーー!」
    (追いかけるけど、なかなか追いつかない)


私 「はぁ・・・はぁ・・・疲れた。
    もうそろそろ家に帰ろうよ。
    今日は写真いっぱい撮れたでしょ?」

ナル
「まだまだ撮り足りない。
   これが
性(サガ)というものか。」

     
○|_| ̄ =3 ズコー


   気分は「いっぱしの写真家」のナルでした。




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初心者マーク     (1973)

    ゆめと私が車で20分くらいの場所にある
    ショッピングセンターへ行くことになり

私 「今日はゆめが車の運転してよ。
    しばらく運転してなかったでしょ?」

ゆめ「あ~、ここ最近 忙しかったからなぁ。
    じゃ、初心者マーク付けて・・・おっと!
    もう初心者マーク付けなくてもいいじゃん!」

私 「そうだよ!付けなくてもいいの!
    ゆめが自動車の運転免許を取得して
    もう1年かぁ・・・・早いねぇ。(しみじみ)
    ショッピングセンターへの道は覚えたよね?
    ゆめの運転で何度も行ったし。」

ゆめ「なんとなく覚えてるような~、
    覚えてないような~・・・へへへへ。」

    
(-。-;) オイオイ
          方向オンチもいい加減にしろよ




私 「仕方ないなぁ。 私が道案内するよ。」

ゆめ「よろしくお願いします。へへへへ。」(´▽`)


    自宅を出発して数分間、ゆめは
    あぶなげなく運転していたんですが、


私 「じゃ、次の道を
に曲がってね。」

ゆめ「わかった♪こっちだね。」

   (右のウィンカーを出しスピード出したまま交差点へ)



e1973-1.gif


私 「ちょっ!待てーーー!
  そっちは右ーーー!!」



ゆめ「あれっ?違ってた~?」(´▽`)


私 
「大間違いだよっ!!
   寿命が縮まったわ!」



ゆめ
「んな大げさな!あはははは!
    右と左を間違えるなんて
    よくあることでしょ~♪」

    ヽ(。´□`)ノ お前だけだよっ!


   道は覚えられないし・・・右と左は間違うし・・。
   免許とって1年たったけど、初心者マークは
   まだ付けたほうが良さそうです。(やれやれ)




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特等席     (1974)  


   ナルの高校の授業参観に行ったときのこと。

   授業は数学(担任)だったのですが

先生「いいですか?
   この公式は基本ですから
   しっかり覚えてください!!」
(大声)

生徒たち「・・・・・・・」(ぼ~っとしてる)

     (^◇^;) みんなの背中から
          緊張感の無さが伝わってくる


先生「黒板にゆっくり書きますから、
   ノートにちゃんと書いてください!」
(大声)

     (^◇^;) 「書いて」って言わないと
          書かない子ばかりだもんね。
          先生、ご苦労さまです!



   先生の一生懸命な声を聞きながら、
   ナルの席がどこか探していると、


e1974.gif


     
( ̄Д ̄;; げっ!
           最前列のど真ん中!



・・・・授業参観後の個別面談にて・・・・・


先生「今日の授業の様子を見られてどうでした?」

私 「去年と比べて静かになりましたね、みんな。」

先生「授業中に騒いで不真面目な生徒たちは
    このクラス(進学組)から
    い出しましたからね。はははは!
    ナル君にからんでた生徒がいなくなったから
    喜んでたでしょ?」

私 「ええ、喜んでました。
    あの・・・・
   ナル、去年からずっと最前列ですよね?」

先生「ええ、本人の希望を確認してそうしてます。
    クジ引きで席替えする時も
    いったん席が決まった後に
    『ナル君は目が悪いから』という理由で
    
特別に最前列に移動させてます。

私 「えっ?いいんですか?
   他に、最前列に座りたがる子は・・・」

先生「
いません!(きっぱり)
   そもそも、そんなまじめな生徒は
   この学校には入学してきません!

私 「そうですか。はははは。」(苦笑)


先生「ナル君が座ってる席は、特等席というか
    みんなが一番イヤがる席なんですよ。
    だから クラスのみんなは
    
『どうぞどうぞ』
   っていうリアクションです。」


    
ゞ( ̄∇ ̄;) ダチョウ倶楽部かよっ!



 おバカ学校の優等生・ナルは、特等席で先生の話を聞き
 真面目に勉強しているようです。
 まじめなことは、いいことだよね。うん。




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手ぶれ (1975)

    金環日食が近付いてきて、ナルは毎日
    そわそわしているんです。

ナル「ふむ・・・いい写真を撮るためには・・・
   
手ぶれ・・・か。」(ぼそっ)


e1975.gif


私 
「手ブラ?」
   (両手で胸を押さえながら)

ナル
「バカか、お前は!
    金環日食のいい写真を撮るために
    手ぶれ対策グッズを買おうかっていう
    話をしてるんだよ!」

私 「ああ、そっか。ごめんごめん。
   この前、写真部で人物の写真を撮った
   って話を聞いたところだったからさ~。」

ナル「高校の写真部の活動で
    上半身裸の写真なんて撮るわけないだろ!」

私 「ごめんごめん。
    ナルが超低音でぼそっと言うから
    聞き間違えたんだよ~。」

ナル「そんな聞き間違いするのはお前だけだ!
    て言うか、聞き間違えたとしても
    そういう言葉を口に出すなっ!!」

私 「いや、別に言ったっていいでしょ~?
   ナルに コミュニケーションの練習させるのと、
   シモネタの耐性をつけるために
   
あえて言ったんだよ~!
   
わかるかな~、この親心!?

ナル
やかましい!
     ふぅ~っ(タメイキ) 
    シモネタ好きな親を持つ気苦労も
    わかってほしいものだ。」(超低音で)

      
ヾ(*`Д´*)ノ なんだよ、それ!


     高2になって、日に日に生意気になっていく
     ナルなのでした~。
     それも可愛いけどね。ふふふ。




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チャンネル争い (1976)

    夕ご飯を準備し、さあ食べようというとき

私 「あっ、そうだ!
    録画してるアニメがたまってるから
    今日はアニメ見ながら食べようか。」

ゆめ「えっ!いいの?何、見ようかなぁ・・・」

ナル「何って、決まってるじゃないか!
    這いよれ!ニャル子さんだよ!」

ゆめ「え~!ヨルムンガンドがいい!」


ナル
「這いよれ!ニャル子さん!」(怒)

ゆめ
「ヨルムンガンド!」(怒)



e1976.gif



私 「どっちでもいいじゃん!
   今日は休みの日だし、二つとも見れば?」

ナル「じゃ、ニャル子さんが先!」

ゆめ「ヨルムンガンドが先!」

    (^◇^;)
 どっちが先でもいいじゃん


私 
「あっ!大事なこと、忘れてた。」

ゆめ「ママ、見たいアニメがあるの?」

ナル
ママの好きなホモのアニメ、
   今 録画してるのは無いぞ!」

ゆめ
「いや、私達にはナイショで
   録画してるかもしれないよ。」(ニヤリ)

      (* ̄ii ̄) ブッ!
            バレてるバレてる



私 
「そういう話じゃないの!
    今日は母の日だってことを
    すっかり忘れてたんだよ!
    ゆめはケーキ、ナルはチョコを
    プレゼントしてくれるって言ってたけど・・・」

ゆめ
「ごめ~ん、忘れてた。」

ナル
「気が合うな、俺もだ。」

    ε-(ーдー)ハァ
             こういうときは息ぴったり
              なんだから、も~!


    母の日のプレゼントは明日買ってくれることに
    なりました。催促しなかったら、2人ともずっと
    忘れてたのかなぁ・・・やれやれ。





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said (1977)

   風邪薬を飲んで眠くなった私が
   リビングのソファーベッドでうとうとしていると、
   自分の部屋で勉強していたナルがやってきて

ナル「ママ~!・・・なんだ、寝てるのか。」

私 「ぎりぎり起きてるよ~。何か用~?」


e1977.gif


ナル
「おやすみのところを悪いんだが・・・
   英語の授業のことで
   少しばかり質問があって。」

私 「いいよ~。」

    (^◇^;) もったいつけた話し方しやがって!
         眠いから ツッコむ気になれないや


ナル「まずは、ここだ。日本語に訳してくれ。
    授業中にやったところなんだが、
    聞きそびれてしまってな。」

私 「眠くて起きられないから、
   その英文、ナルが読んでよ~。」

ナル「えっ?読むのはちょっと・・・」(・∀・;)

私 「読むのも勉強のうちだよ。
   発音悪くてもいいから読んでみて。それとも、
   わからない単語、辞書ひいてないの?」

ナル
「失礼な!ちゃんと引いてるよ!
   最近は予習復習をしてる!」(怒)

私 「はいはい、わかりました。じゃ、読んでみて。
   私は目を閉じたまま聞いてるから~。」

ナル「じゃ、読むから寝るなよ!
    
アイム ソーリー ヒー サイド!

     `;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!! 



私 「そりゃぁ、セッドだろ!」

ナル「いや、サイドだ!」(きっぱり)

私 「じゃ、綴りを言ってみなさいよ!」

ナルS・A・I・D! サイド!」(・∀・)

 「それは、セッドって読むの!
   セイ(say) の過去形だよ!」

ナルおかしいな、そんなハズは・・・
                   (しぶい声で)

私 
おかしいな、そんなハズは(モノマネ)
   じゃねーよ! 前に教えたのに
   すっかり忘れてるんだから。
   あ~も~、ビックリして目がさめた。」

ナル「目がさめてよかったな。ハハハハ。
    目覚ましを鳴らす手間が省けて
   節約になったじゃないか。」

   ヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!
        そんなの節約じゃねーよ!


    ナルの高校はもうすぐ中間テスト。
    おいおち寝てられないわ・・・頑張れ、私!




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あまやかし (1978)

    ゆめが大学から帰ってきてすぐ、


e1978.gif


ゆめ「今日、友達と話してて気が付いたんだけど、
    うちの大学の生徒、こどもの日にお金を
    もらってる人が多いんだよ。
    
親が甘やかしすぎ!

私 「えっ!?
   ちっちゃい頃ならわかるけど、今も?」

ゆめ「うん。うちの学科の友達に聞いたの。
    友達も その友達も 友達の友達もみ~んな
    臨時のおこづかいとして
    現金をもらってるらしい。」

私 「そうなのか。 うちは こどもの日は
   家族でお出かけする日にしてて、
   お金をあげてなくてごめんね。」

ゆめ「いいんだよ。うちは貧乏だし!」(きっぱり)

     (^◇^;) いや、そこまで貧乏じゃない
          と思うけど

ゆめ「うちの大学の生徒、バイトしてない子や
    週1のバイトしかしてない子が多いはずだよ。
    親からホイホイ金をもらってるようじゃ、
    将来お金のやりくりとか管理するとき
    メチャクチャ困ると思う。」

私 「それはいいけど・・・・
   ゆめ、頬が赤いんだけど、熱?
   風邪の症状あるんじゃないの??」

ゆめ「いや、風邪じゃない!」(きっぱり)

私 「そう言わずに、体温を測ってみなよ!」

    むりやり体温を測らせると、

ゆめ
「あれ?おかしいな。37℃だ。

私 「ほ~ら、見ろ!
   ゆめは風邪を引きやすい体質なんだから、
   少しは自分で気をつけなさいよ!
   外から帰った時は、うがい・手洗いをしろ!」

ゆめ「だって、めんどうだし・・」

私 
「もう大学生なんだから
   自分の体調管理くらい自分でしろ!」


ゆめ
「うわ~ん!」 (。´Д⊂)


    お金の管理はしっかりしてるけど、
    体調管理にはめっぽう弱いゆめなのでした。




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暗証番号 (1979)


    ケータイを新しいのに変えて1ヶ月。

私 「ゆめ、今日はケータイのオプション3つ
    解除していい日だから、やってくれる?」

    注★1ヶ月だけは入ってないといけない
    オプションだったのです。

ゆめ「いいよ。ナル君、ケータイ持っておいで!」

ナル「わかった。」(・∀・)

    ゆめは、3人分のケータイを操作して
    オプション解除をサクサクやってたんですが、

ゆめ「ちょっと、ナル君!(怒)
    暗証番号、変えたでしょ!?」

ナル「ああ、契約のときに設定した暗証番号は
    ママもゆめちゃんも知ってて嫌だからな!」

ゆめ「解除に必要なんだから、教えなさいよ!

ナル「仕方ないな。」

    ナルは自分のケータイを持ったまま、
    しばらくの間じ~っとしていたんですが


e1979.gif


ナル
「ど、ど、どうしよう・・・
   ケータイ電話の暗証番号が
   思い出せない!
   だめだ、だめだ、だめだーー!」


私 
「最初に設定した番号から
   勝手に変えるからだよ!」(怒)

ゆめ「自分が設定したんだから、
   思い出せるはずだよ!」(怒)

ナル「そんなこと言われても
    思い出せないものは思い出せない~!」

ゆめ「もう!どうすんだよっ!(怒)
    ナル君のオプションだけ解除できないから、
    オプション代、ず~っと払いなさいよ!」

私 「それどころか、ケータイの修理になったら
   結構お金がかかるかもしれないね。」

ナル「修理でも弁償でも俺がお金出すよ。
    ケータイの本体代金、いくら?」

ゆめ「たしか、3万ちょっとだったよね。」(ニヤリ)

    
エエエエェェェェ(゜Д゜;)ェェェェエエエエ

私 「ほんとに・・・とんでもないことしてくれたよ。」

ナル「いくらかかっても弁償するよ。
    しかし、3万か・・・・
    
破産だ、破産するしかない。

     
(;´Д`) 大げさだなぁ・・・
           小遣い4万以上持ってるだろ!


    私達がきついお灸をすえたせいで、ナルは
    へこみまくってました。(やれやれ)

                         【つづく】



 

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続・暗証番号 (1980)


    前回の絵日記の続きです。


私 「仕方ないなぁ。ケータイ電話会社の
    お客様サービスセンターに電話してみるか。
    なんとかなるかもしれないし。」

ゆめ「えーー!この場合は無理じゃない?」

私 「ダメでもともとだし、電話してみるね。」


   ウィルコムお客様サービスセンターに電話して

私 「もしもし。ケータイ電話の暗証番号を
    息子が勝手に変えてしまって・・・
    その新しい暗証番号を忘れてしまったん
    ですけど・・・・なんとかなりますか?」


e1980.gif


    電話をかけている私のそばを
    そわそわドキドキしながら歩くナル。

私 「はい。お願いします。」(電話をきる)

ナル「どうだった?なんとかなった?」(・∀・)

私 「うん。解約したかったオプションは、
   ケータイ会社側が解約手続きしてくれるし、
   暗証番号ももとの番号に戻してくれるって。
   今から30分後には全部できてますって。」

ナル
「やったーー!(≧∇≦)
   これで破産しなくてすむ!」


      (^◇^;) 急に元気になりやがって


    しかし、ケータイ電話の暗証番号の変更は
    翌日になってもできてなかったんです。


ナル「どうしてできてないんだろう。
    なんだか悪い予感がする・・・」(・∀・;)

私 「おかしいね。もう一回電話してみるよ。」


    ウィルコムのサービスセンターに電話して
    じっくり話を聞いてみたんですが


私 「はぁ~。(タメイキ)
   昨日のお姉さん(サービスセンター)は勘違い
   してたみたい。ナルが変えちゃった暗証番号は
   ケータイ本体のだから、会社は関知してないし
   変更することができないんだって。」

ナル
「えっ?じゃ、じゃあ・・・修理・・・」
       ((;゚Д゚)ガクガクブルブル


ゆめ「初期化したらいいんじゃない?」

ナル「おっ!ゆめちゃん、ナイス♪」 (・∀・)

    自分のケータイをイジるナル。

ナル
「あーー!初期化するのにも
    暗証番号が必要だーー!!」


ゆめ「ふっ・・・やっぱりね。
    お前が番号を思いだせばいいんだよ!」(怒)

ナル
「だめだだめだだめだだめだ!
   全然思い出せない!」
・゚・(ノД`;)・゚・

ゆめ「暗証番号は数字4桁なんだから、
    0000から 9999までの一万個の
    数字を打ったら、どれか一つが正解だよ。
    ぜ~んぶ打ってみたら?自分でね!」

ナル「中間テスト直前なのに
   そんなヒマないよ~~!」
・゚・(ノД`;)・゚・

私 「オプションは解除できたんだし、
    電話もメールも問題なくできるんだから、
    暗証番号さがしはテスト後でいいよ。」

ナル「うん、わかった。」

私 「新しい暗証番号を思い出せそうになったら
   教えてね。私が試してみるし。」

ナル「じゃあ、一つ頼みたいんだが・・・
    俺の部屋の白い机の上に置いてある
    黒魔術の本3冊、取ってきてくれないか?」

私 「はいぃ~???」

ナル「黒魔術の本の中に書いてある数字を
    いくつか組み合わせて
    暗証番号を作ったはずなんだ。
    ママは暇だろ? この謎を解いてくれ。」

     
ヽ(#゚Д゚)ノ 解けるか、ボケ!


    息子よ、人にものを頼むときは言葉使いに
    気をつけてください。
    「ママは暇だろ?」は余計なんじゃー!(怒)





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背が縮んだ? (1981)

e1981.gif



   ゆめは1週間くらい微熱(36,8~37℃)を
    出してたけど、風邪薬を飲みながら
    大学もバイトも頑張って行ってたんです。

ゆめ「ただいま~。」

私 「おかえり。すぐに体温測りなさいよ。
   まだ微熱があったら、すぐに薬のんで!」

ゆめ「はいはい。・・・・36、4℃だよ。」

私 「よかった。今度こそ熱が下がったのかなぁ。
    あれっ?ゆめ、背が縮んだんじゃ?

ナル「どれどれ・・・(・∀・)
    ほんとだ!ゆめちゃん、縮んでる!」

ゆめ
「縮んでないよ!」(怒)

私 「でも、縮んで見えるんだよ。
    ナルと並んで、鏡の前に立ってごらん。」

ゆめ「体調が悪くても、たった1週間で
    背が縮むわけな・・・
   あーーーーーっ!
   背が低くなってる!?


私 「でしょ~?
    縮んだわけじゃないにしても
    背が低くなったみたいに見えるでしょ?」

ゆめ「いや、これはきっと
    ナル君が急にでかくなったからだよ!

ナル「ママと見比べても、以前より
    低くなったように見えるぞ。」

ゆめ「ママがでかくなったからだよ!


      
(;´Д`) んなわけねーだろ!


ゆめ「姿勢が悪くなってからかもしれないな。
    これでどう?」(背伸び)

ナル
「不正行為は認められません!」

ゆめ「不正じゃないよ!」(怒)


     ゆめは自分が映った鏡をじっと見て


ゆめ「あっ、そうだ!髪型のせいだよ!
    今日の私は髪の上部のボリュームがないし、
    ナル君は アホ毛が立ってるし!」

ナル「えっ!?アホ毛なんて立ってないぞ!」

ゆめ「立ってるよ!
    あっ、ナル君の白髪発見!
    抜いてあげるね~♪」


ナル「髪の毛を抜くのは嫌だ!痛い!」


ゆめ「痛くないように抜くから~♪」(ニヤニヤ)


ナル
「やめろぉーーー!!」
      ε=ε=ε=ε=\(;´□`)/


ゆめ「待てーー!あはははは!」
        ピューッ!≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ



     長い間 微熱が続いてたストレスを
     弟いじりで発散するゆめなのでした~。





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金環日食 (1982)


   金環日食の1週間前。

私 「ナル、電話だよ~。カメラ屋さんから。」

ナル「はい、もしもし。
    えっ!?・・・はい・・・・わかりました。」


    電話を切った後、がっくり肩を落とすナル。


私 「どうしたの?なんの電話?」


ナル「日食撮影用のカメラのフィルター、
    品切れで入荷できないって。
    ど、どうしよう・・・・はぁ~。」


e1982.gif

     4000円くらいするカメラのフィルターを
     ナルは数日前に注文してたんです。

私 「カメラ屋に注文したのは金曜の夕方で
    『月曜に発注します』って言ってたから、
    悪い予感はしてたよ。」

ナル「くっそー!なんで品切れなんだよ!
    日食が撮影できなくなったー!」
(≧д≦)

私 「日食の日、高校の運動場に先生や生徒が
    集まって皆で観察したり撮影するんでしょ?
    先生が準備してくれるのがあるはずだから
    大丈夫だよ・・・・たぶん。」

ナル「たぶんじゃダメなんだよ!!」(≧д≦)

     怒ったり落ち込んだりするナルでした。


【金環日食の日の朝】


ナル「じゃ、いってきます。ε-(ーдー)ハァ
    今日は曇りだから、日食見えないかもな。」

    ナルが憂鬱な顔をして高校へ行った後、
    ゆめがのんびり起きてきて

ゆめ「おはよう。あれっ?ナル君は?」

私 「金環日食だから朝早く高校に行ったんだよ。」

ゆめ「あっ、そっか~。今日、日食かぁ。
    じゃ、ニコ生で日食見ようっと♪」

私 「えーーーっ!?
    せっかくだから、外に出てきて見たら?」

ゆめ「嫌だよ。まぶしいし、めんどくさい!」

      
(;´Д`) きょうだいなのに、
            えらい違いだなぁ。

ゆめ「おーーーっ!これは綺麗!(´▽`)
    ナル君が帰ってきたら、日食のニコ生のことを
    教えて、見せてあげて。喜ぶと思うから。」


【金環日食の日の夕方】


ナル「ただいま~。」

私 「どうだった?写真、撮れた?」

ナル「うん。いい写真がたくさん撮れた♪(・∀・)
    日食観察用の銀色の下敷きみたいなのを
    先生が準備しておいてくれて、助かったよ。」

    ナルが撮った写真(↓)
kinkannissyoku.jpg


私 「お~!雲がいい効果だしてるね。」

ナル「だろ?(・∀・)
    曇り空と、先生の下敷きのおかげだ。
    フィルターが買えなくてショックだったけど、
    
無駄銭を使わずにすんでよかったよ!

     (^◇^;)
 無駄銭って、オイオイ!
            あんなに欲しがってたくせに


    この後、ナルは金環日食のニコ生を見ながら
    優雅に紅茶を飲んでました。一仕事終わった
    後の紅茶は格別だったそうです。(ヤレヤレ)





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振袖レンタル (1983)

    ゆめは来年1月に成人式をむかえるので、
    私達は祖母と呉服屋さんに行ったんです。


店員「お振袖は購入なさいますか?
    それとも、レンタルなさいますか?」

私 「レンタルで予算は8万くらいでお願いします。」

店員「じゃ、こちらのレンタル着物コーナーの中で
    試着してみたい着物がありましたら
    ご申しつけください。」

ゆめ「わ~、どんなのにしようかなぁ♪」(´▽`)

    ゆめが着物を手にとって見ていると

祖母「あ~、これはダメだね。安っぽい!
    もっとゴージャスでいいのにしなさいよ。
    
お金だったら私がいくらでも出すから!

     (^◇^;) 
ばーちゃん、太っ腹!
             孫の成人式でハイになってるな


ゆめ「じゃ、これ(赤)とこれ(緑)、
    試着してみようかなぁ。」

店員「あ~、二つともいい品物ですね。
    レンタルでも 15万になりますけど・・・」

祖母「大丈夫です!」(きっぱり)


    ゆめが振袖を試着したあと、

e1983.gif


祖母「ゆめは色白だし可愛らしい顔してるから
    どの着物もすごく似合うわ~!」(ニコニコ)

店員「成人式が楽しみですね♪」

ゆめ「どれがいいかな~。迷う~。」

祖母「ピンクや水色とかも淡い色も似合うから、
    試着してみなさいよ。」

店員「ピンクだったら、いいのがあるんですよ。
    まだ仮縫いの段階の着物なんですが、
    買い取り価格で 15万円なんです。
    今すぐお持ちしますね。」

     
(;´Д`) 店員さん、ばーちゃんのサイフを
          あてにしてるな



    店員さんは、ピンクの振袖を持って来て
    ゆめの肩にかけて


店員「どうです?いいでしょ~?
    これも、すごくお似合いですよ~。
    買い取りだから何度も着れますよ。

祖母
「そうね~。いただこうかしら♪」

    (; ・`д・´) な、なんだってー!!



私 「ちょっと!ばーちゃん!
    レンタルでいいんだってば!」

祖母「大丈夫。私が買ってあげるから。」

ゆめ「買わないで!
    振袖を何度も着たりしないから!」


祖母「でも、大学の卒業式とか友達の結婚式とか
    着物を着る機会って結構あるんだよ。
    もう一回着たくなったときに困るんじゃない?
    やっぱり、私が買って・・・

ゆめ「買わないで!

     ママの着物と モンコおばちゃんの着物が
     ばーちゃんちに いっぱいあるじゃん。
     振袖を着たくなったら、それを着るから!
     今回は新品の振袖のレンタル!

祖母「・・・・わかったよ。」(ブツブツ)

    (ノ_-;)ハア…

          思いとどまってくれてよかった。
           振袖が15万でも振袖用の帯と帯締めなどで
          あと15万くらいプラスになるっちゅうねん!


                             【つづく】




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続・振袖レンタル(1984)

     前回の絵日記の続きです。

     淡い色の振袖も試着してみようと、私とゆめが
     レンタル振り袖コーナーを見ていると


祖母
「あら~、それがいいわ♪」(大声)

    祖母の声がするほうを振り返ると、祖母は
    よその娘さんが試着しているコーナーにいて


e1984.gif


祖母「あなた、さっきのピンク色の着物より
    今のシブイ色のほうが似合ってるわよ!
    そっちにしたら~?」
(大声)

     `;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!! 


私 「ちょっと、ばーちゃん!」(腕を引っ張る)

祖母「えっ!なんだい?」

私 「よその娘さんにいらんこと言うな!」(小声)

祖母「いやいや、他の人のアドバイスも大事だよ。
    あの子は女友達と2人だけで来てるし、
    年配の意見も聞きたいでしょ~が!」

私 「とにかく、あまり意見を押し付けないように!」

祖母「わかってるって。本人が気にいった振袖を
    選ぶのが 大事だからね!



    祖母は再び その子のそばに行き、


祖母「うん、やっぱりこれがいいね。
    あなたの顔立ちには可愛い模様より
    渋めのほうがしっくりくるわ~。
    ねぇ、店員さんもそう思うでしょ?」


店員「そうですね。」(ニコニコ)

A子「じゃ、このシブイ色の振袖に決めます。」

      
(-。-;) あんだけ勧められたら
             そうなっちゃうよね、うん。



   その娘さんが帰る頃、じっくり振り袖を選んでいた
   ゆめが 白地に花模様の振り袖を持ってきて、

ゆめ「ママ、この白い振袖、気に入ったんだけど。」

私 「あぁ、これはいい着物だね。模様も可愛いし。」


    ゆめが店員さんに着付けしてもらうと、
    ばーちゃんが近付いてきて


祖母
「あ~、これはダメ!」

私 「えっ!?これ、いい着物だよ?
    すごく似合ってるし、ゆめも気に入ってるし。」

ゆめ「うん、これ、気にいった~♪」

祖母
「だって、アタシ、白い着物は
   どうにも好かんのやもん!
   白以外の振袖にしなさい!」


     (°Д°)ハァ?


     本人が気に入ったのを選ぶのが
     一番じゃなかったのかよっ!


   しかし、スポンサー(祖母)の意見には逆らえず、
   ゆめが2番目に気に入った振袖(緑色)に決定しました。

   まぁ、これも似合ってたからよしとするか。(^◇^;) 




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老犬 (1985)


    愛犬ルルのフィラリア予防薬をもらいに
    動物病院に行ったときの出来事。


医師「ここ最近のルルちゃんの体調はどうですか?
    食欲はありますか?」

私 「食欲は以前と変わりないんですけど、
    最近ちょっと太ったかもしれません。
    以前より運動しなくなったし、
    よく寝てるんで・・・。」

医師「体重は以前より少し重くなったくらいで
    問題ないですね。老犬になると、
    眠ってばかりになるってくるんですよ。」

私 「ルルは高いところに上ったり飛び降りたり
    するのが好きで、今でも時々やってるから
    老犬とは言えないかなぁ・・・」


     診察台の上でソワソワと動きまくるルル。


私 「あっ!ルルが飛び降りるかも。
    ナル、しっかり押さえといて!」

ナル「はい。」(・∀・)

医師
「ルルちゃん、もう13歳ですよね?
     犬も人間と同じで、
    年をとると 疲れた顔つきになって
    目がショボショボしてくるんですが・・・・」



    医師はルルの顔をしっかり観察した後、


医師
「ふむ・・・ルルちゃんは
    
『まだまだやったる!』
    という顔をしてますね。」


ナル「ギャハハハ!」(≧∇≦)

     (;´Д`) ナル、笑いすぎ!


  とりあえず、ルルが元気そうでなによりです。
  来年のフィラリア予防の時期もこうだといいな。




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