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むかふ~ん日記

肩もみ(2101)



    私がトイレから出てくると、
    ナルがゆめの肩をもみながら
    パソコンでゲーム動画を見ていたんです。



私 「あれっ?ナル、肩もみしてあげてるの?
   えらいじゃん!」

ナル「ゆめちゃんが肩もめってうるさいから、
    しかたなくな。」(・∀・)

私 「いつも嫌がるのに、今日は優しいね~。」

ナル「数学の勉強を教えてもらってるから、
    しかたなくだよ、しかたなく!
    トイレがあいたんだったら、
    今度は俺がトイレに行こうっと。」(・∀・)



    ナルがリビングからいなくなると



ゆめ「ふふふ♪
    実はね~、ナル君、
    最初は肩もみを嫌がってたんだけど、
    『動画を見るから、肩もんで!』
    って言ったら、ぴゅ~っととんできて
    肩もみくれたんだよ。」


   e2101.gif



私 「へ???」


ゆめ「ナル君、私に
    『モンハンの新作の動画が公開されたから
     早く見ろ!』
    って言ってたんだよ。
    どうしても見て欲しかったらしくてさ~。
    で、ナル君は肩もみしながら見てたの。
    一緒に見て、いろいろ語りたかったらしい。」


私 「あ~、それでナルのヤツ、
    にこにこしてたのかぁ。」

ゆめ「そうなんだよ。
    一緒に動画を見るのが嬉しかったらしい。
    かわいいヤツめ、クククク。」

私 「アニメに出てくるツンデレの妹みたいだね。」

ゆめ「うむ、ツンデレだね。」



    そこへナルがやってきて



ナル「ちょっと!
    いったい何を話してたんだ?」(・∀・;)

私 「いや、特に何も。」

ナル「本当か?」 (・∀・;)

ゆめ「本当だよ。
    ふつ~の世間話。
    それとも何か話されたくないことがあるの?
    親にバラされたくない話っていうと・・・
    ナル君はロリコンだとか、
    実はナル君はホモだとか?」


ナル「ちがーーう!!」ヾ(*`Д´*)ノ"


私 「別にお母さんは、
    ナルがホモでも怒らないよ。
    そろそろカミングアウトしておくれ。ホホホ♪」


ナル「違うって言ってるだろ!
   いい加減にしろ!」
ヾ(*`Д´*)ノ"




    ツンデレのナルがおもしろくて、
    ついついからかってしまう私達なのでした~。






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新聞記事(2102)



     ある寒い日のできごと。


ゆめ「今日、新聞社の人から連絡があったんだけど、
    明日の○○新聞(地方新聞)に
    私達研究チームが載るんだって。」

私 「えっ!?もしかして、秋に取材受けたやつ?
    あれ、もうボツになったんだと思ってた。」

ゆめ「だよね~。
    たいしたニュースじゃないし、
    取材したもののボツになったと思ってた。
    いくらなんでも遅すぎるよね~?」


     ゆめが大学の友達で研究チームを作り、
     半年以上かけて勉強したり研究し、
     海外へ行って研究発表したのは10月。
     そして、その研究発表について
     取材を受けたのが10月末なのです。


私 「でもまぁ、よかったじゃん。
    Aちゃんたち喜んでたでしょ?」

ゆめ「喜んでたけど、私は不安だなぁ。
    いったいどんなふうに書かれるんだろう?」





・・・・・翌日・・・・・


私 「あーー!載ってる載ってる!」


    ゆめ達の新聞記事をソッコーで切り抜いて


私 「ん~♪
    ゆめが新聞に載ってるのを見ると、
     うれしいなぁ~♪」(^▽^)



   e2102.gif


ゆめ「へへへ。そんなに嬉しい?」


私 「自分が載ったときよりもずっと嬉しいよ。
    ○○新聞はアットホームな記事が多いから、
    私も若い頃にはバンド関係の記事で
    何度も載ったことがあるけどさ~、
    やっぱ、こどもの活躍はいいよ!いい!」


ゆめ「写真が大きいから恥ずかしいなぁ。」(^▽^)


私 「かわいく映ってるからいいじゃん!
    しかし、それにしても・・・・・
    記事の内容がちょっと・・・・どうかな?
    肝心なことを書いてないというか・・・」


ゆめ「でたっ!ママのダメ出し!」


私 「ごめんごめん。
    ダメ出しする気はないんだけど、
    ○賞を取ったことを書いてないのはねぇ。」


ゆめ「えーーー!書いてない?
    ・・・・ほんとだねぇ。はははは。」


私 「○賞を受賞したところは多いし、
    ある程度の基準を満たせば取れる賞とはいえ、
    これは書くべきポイントでしょ!
    取材を受けたとき、言わなかったの?」


ゆめ「言ったよ!
    言ったけど・・・・リーダーのAちゃんが
    謙遜しすぎちゃったというか、
    『○賞は誰でも取れるし、たいしたことない』
    って何度も言っちゃったからなぁ。」


私 「記者の人が たいしたことない賞だと思って
   書かなかったのかもしれないね。」


ゆめ「そうだと思う。
    初挑戦で○賞を取るのは大変なのに・・・
    教授だってそう言ってたのに・・・・」


私 「リーダーの発言をとったんだね。」

ゆめ「だね。がっかり。」

私 「ほかの文章もいろいろ引っかかるけど、
   特に研究内容説明の文章が変だよね?
   なんか違うというか、わけわからんというか。」


ゆめ「うん、違う。
    記者の人、勘違いして書いてる。
    4時間もかけて取材してたのになぁ・・・
    いろいろと手際も悪かったし・・・・
    記者の人、素人なのかな?」


     (^◇^;) 素人(しろうと)って言うな!




     いろいろ引っかかるところはあるものの、
     新聞に載ったのは嬉しかったです。



     ゆめの友達は
     「これで新聞デビューだ!
      親戚や友達から反響がバンバンあるかも」
     と超ハイテンションだったらしいです。

     しかし、反響はほとんど無く、
      (地方新聞の1コーナーだもんね)
     ちょっぴりガッカリしていたそうです。(^◇^;)


  



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笑顔の写真(2103)



    高校の新聞部にナルがインタビューされて
    約1ヶ月後、


ナル「ただいま。
    ママ、例のヤツができあがったぞ!」(・∀・)

私 「例のヤツ?」

ナル「俺がインタビューされた記事が載っている
    校内新聞だ。
    普通は白黒の新聞なんだが、担任の先生が
    『特別にカラー版をもらってきたよ』
    と言ってカラー版の新聞をくれたぞ。」


私 「おーーー!
   楽しみにしてたんだよ。見せて見せて!」



    校内新聞カラー版を見ると、
    ナルの顔写真(結構おおきい)の下に
    ○○写真コンクールで賞を撮ったナルさん
    と書いてあり、インタビューが少しだけ
    載っていたんです。



私 「ふむふむ・・・新聞部の質疑応答に
    ちゃんとブナンな受け答えをしているな。」

ナル「あたりまえだ!
   俺を誰だと思っている!」
(・∀・)


      (^◇^;) えらそうだな、オイッ!


私 「しっかしさ~、
    もうちょっとにこやかな顔しなさいよ。」


    e2103.gif


ナル「ハハハ。」(・∀・;)

私 「まぁ、カメラをむけられて
    緊張するのはわかるけどね。
    私もカメラの前ではうまく笑えないし。」

ナル「ママと一緒にするな。
   俺はカメラの前で緊張などしない。
   笑いすぎるのもどうかと思って、
   クールに ほほえんだだけだ。


私 「全然ほほえんでねーよ!
   ぶすっとした表情だよ、これは!」


ナル「おかしいな、そんなはずでは。」



    私達が話しているとき、ゆめが帰宅。

    ナルの記事を見せて説明したあと、


私 「ゆめ、笑顔の写真が得意じゃん。
   いつでも さわやかな笑顔で写ってるし!
   どうやったら、うまく笑顔が作れるの?
   私とナルにコツを教えてよ。」


ゆめ「あ~、そういうときはね~、
    笑顔を作ろうと意識したらダメなんだよ。
    『ハイチーズ』って言われたとき、
    『ファ~、ねむいな~♪』
    って変換して考えるの。
    ねむいな~っていう目と
    笑顔の目は似ているから、これでバッチリ♪」


私 「へ? そんなんでいいの?」


ゆめ「うん。私は20年間これでやってきたし、
    笑顔をよく褒められたよ。
   気持ちのこもってない笑顔でも、
   笑顔に見えたらそれでいいの!



     (;´Д`) 気持ちがこもってなくて
            あんなにさわやかな笑顔とは・・・
          アンタ、プロや!




    しかし、
    笑顔の写真は超得意なゆめも
    照明写真(笑っちゃいけない)だけは苦手で、
    なんかの犯人みたいに邪悪に写るのです。

    ナルと私は笑顔の写真は苦手だけど、
    照明写真の写りは普通。

    どっちも うまく・・・は難しいもんなのかなぁ。
    芸能人じゃないと無理かな?(^◇^;) 





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もうすぐバレンタイン(2104)


   バレンタインデーが近付いたある日のできごと。

   ゆめはいつものようにリビングで勉強していて・・



私 「ねぇ、ゆめ!
    今年のバレンタインは何を作るの~?」

ゆめ作らないっ!
   バレンタインはテスト期間中!」




    e2104.gif



私 「え~!まだテスト期間中なの?
    1月の初めからずっとテストが
    続いてるじゃん。」

ナル「大学のテスト期間って
    そんなに長いものなのか?」

ゆめ「文系の学部は1月末に終わってるけど、
    工学部は長いんだよっ!
    しかも、レポートも多いし、
    内容もすっごく難しいんだよっ!!」(イラッ)

私 「まあまあ!
    そんなにカリカリしないで!
    テストはまだ続くの?」

ゆめ「15日の昼に終わる。」

私 「じゃあ、15日に作ればいいじゃん。
   一日遅れのバレンタインでもいいし。
   友チョコを配ったり、サークルの仲間に
   配ったりしなきゃいけないんでしょ?
   クッキー系なら作るのは慣れてるし、
   私も何か手伝ってあげるからさ~。」


ゆめ「ママの手伝いかぁ。
    正直ちょっとジャマな気が・・・」


私 「なんどすて!?」 (#`-_ゝ-)ピキ


ゆめ「いや~、私。やるからにはキッチリ
    作りたいほうだからさ~。はははは。」


私 「テキトーで悪かったね!」


ゆめ「まぁまぁ、それはおいといて。
    しかし、クッキーかぁ。
    クッキーを作る子は多いから、
    カブると悪い気がするなぁ。
    パウンドケーキ系にするか・・・
    しかし、クッキーのほうが簡単にできるし・・・」


私 「別に、何を作ったって自由じゃん。
   チョコクッキーの生地と普通のクッキー生地を
   格子模様にしたヤツ、作ってよ。
   ゆめ、得意じゃん!
   見た目もキレイだし、甘さ控えめでおいしいし、
   あれが食べたいなぁ~♪」


ゆめ「ママったら、わかってないなぁ。
    へたくそな手作りクッキーを作って
    大学に持ってくる女の子、多いんだよ~。
    そんな中で私が
    見た目が完璧で美味なクッキー
    を持っていったら嫌味じゃない?」


      `;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!! 



     娘よ、お前けっこう自信家だな。(汗)



     ここ最近のバレンタインデーは、
     手作りお菓子を滅多に作らない女の子が
     ナニカを作って交換することが多く、
     生焼けのお菓子や 謎の物体
     (かつてチョコであったはずのモノ)
     が出回るのです。

     ・・・うん、みんな普段から作ろうよ。
     せめて自分で試食して、
     マズくなかったものを配って欲しいな。(^◇^;) 





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写真モデル(2105)



    家族で山の奥にある美術館に行ったときのこと。

    30分くらい展示作品を見たころ、


ナル「おいっ!まだここにいるのか?
    そろそろここを出よう!」 (・∀・)

ゆめ「え~!もうここを出るの?」

私 「ナルはここ周辺で写真をとるのを
    楽しみにしてたからね~。
    ナル、もうちょっと待ってて!
    ゆめは後で写真のモデルになってあげて!
    自然と人物の写真を撮りたいんだって。」

ゆめ「え~!モデル?
    私、お化粧してないのに~。」

ナル「素顔でいいんだよ!」

ゆめ「自然だけでいいじゃん!
    ナル君、人物を撮るのは
    好きじゃないんじゃなかったっけ?」

ナル「好きじゃないんだが・・・・
    写真コンクールのために
    そういう写真も撮らなきゃいけないんだ。
    普通に歩いてるだけでいいから、頼む!」(・∀・)



     30分後、美術館を出て、
     写真撮影を始めたんですが・・・



ナル「う~ん、ゆめちゃん一人じゃ弱いな。
    ママもモデルになってくれ。
    二人が散歩しているところを撮りたい。」

私 「えーーー!やだよ!化粧してないし!」

ゆめ「私だってしてないんだから我慢我慢!
    ナル君のために協力してあげて!」


     (;´Д`) ううっ・・・仕方ない



ナル「はいっ!じゃ、二人はここに立って!」

     猛ダッシュで離れるナル。


ナル「じゃ、自然な感じで笑って話しながら
    ゆっくり歩いて!




    e2105.gif



私 「・・・・」(-。-;)

ナル「ママ、笑顔が固いよ。」

私 「あぁん?」(カメラをガン見)

ナル「ヤンキーかっ!」(・∀・;)


ゆめ「はははは!
    おもしろ~い!
    私もヤンキー顔してメンチきって歩いてみる!」

ナル「やめてくれっ!
    とにかく!二人ともカメラのほうを見ないで
    ごく普通の感じで歩いてくれ!
    ゆめちゃん、ママの緊張をほぐして!」


ゆめ「はいはい、わかりました~。(´▽`)
    ママ、手をつないであげるよ。
    そのほうがいい感じになると思うし。」

私 「手をつなぐ?
    いや~、いい大人が手をつないで歩くって
    どうなん? こっぱずかしいよ?」

ゆめ「え~!
    私はちっとも恥ずかしくないよ?
    若者がお年寄りの手を引くなんて
    よくあるシーンじゃん。」

   ヽ(∴`┏Д┓´)ノ わたしゃ、
             年寄りじゃねーよ!




    二人にからかわれつつ、写真撮影は
    とどこおりなく終了。

    写真コンクールが目的とはいえ、
    いい家族写真になったかも・・・・
    いや、私が固かったからダメかな?ハハハハ。





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ツイッター(2106)


    ゆめがリビングで勉強しているときのできごと。


私 「あれっ!?
   ゆめ、ツイッターの書き込み、
   2ヶ月以上してない!
   少しは書き込みなさいよ!」



   
e2106.gif



ゆめ「めんどくさくて、ついつい・・・てへっ♪」

私 「てへっじゃねーよ!
    ・・・・よく考えたら、
    ゆめがツイッターを始めたのは1年数ヶ月前か。
    続いたほうかなぁ?」

ゆめ「でしょ~?(´▽`)
    こんなもんだよ。
    最近は友達からフェイスブックを勧められるけど、
    続きそうにないから手を出してないんだ~。」

私 「フェイスブックは個人情報だだ漏れだし、
   書く内容はツイッター以上に気をつけなくちゃ
   いけないから、ゆめには不向きかもね。」

ゆめ「うん、私もそう思う~♪
    それに勉強が忙しいから、
    ツイッターだのフェイスブックだのやってる時間が
    全然ないんだも~ん。」

私 「アニメ見たり漫画を読む時間は
    あるじゃん!」

ゆめ「やだなぁ~!
    それは大事な休息時間なんだよ。
    オタクにはかかせないの♪」(´▽`)


     (;´Д`) ついに自らオタクと
           認めるようになったか



    私達が話してると、ゆめのケータイ電話がなり、


ゆめ「あれっ?なんだろう?
    ・・・もしもし?
    あーーー!
    飲み会のお知らせメールの出欠の返事、
    すっかり忘れてたーーー!
    ごめんなさいーーーーー!!



     ゆめはていねいに謝ったあと、
     欠席することを伝えて電話終了。


私 「メールの返事くらい、ちゃんとしなさいよ!」

ゆめ「だって~、ソッコーで欠席しますって返したら、
    冷たい人に思われたらいけないでしょ?」

私 「まあ、そういうこともあるけど・・・
   翌日には必ず返信しなさいよね!」

ゆめ「翌日に返信しようと思って、
    どんな文章にしようか考えてたら
    悩んじゃって~、めんどくさくなって~、
    そのうちメールのこと忘れてたんだ♪」


   ヾ(。`Д´。)ノ 文章を考えるのが
           面倒だっただけかよっ!




    ツイッターの更新しなくても別にいいけど、
    一日に1回くらいは文章を考えて
    形にするのは大事かもしれないなぁ。

    ゆめの名誉のために書くと、
    ゆめは小論文とかレポートは得意です。(汗)






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義理チョコ・友チョコ(2107)



    2月14日の夕方のできごと。


ナル「ただいま~。」

私 「おかえり。いつもより遅かったね。」

ナル「あぁ、写真部の活動があったし
    帰りにいろいろあったからな。」

私 「写真部? もしかして・・・・
    バレンタインのチョコ、誰かからもらった?」


    e2107.gif


ナル「それはない!絶対にない!

私 「絶対にないってことはないでしょ~。
    義理チョコとか友チョコとか
    そういう軽いチョコもあるんだから。」

ナル「俺にはそういうのは関係ない。
    それに、高校はチョコは持ち込み禁止だ。」

私 「先生もバレンタインのチョコは
    黙認してくれるんだってば!
    ナルのクラスも女子同士が
    友チョコ交換してたでしょ?」

ナル「いや、見かけなかったぞ。
    て言うか、興味が無いから
    女子の動向など見ていないがな。」(・∀・)


      (^◇^;) 興味もてよっ!


私 「今年はなかったかもしれないけど、
    そのうち義理チョコをもらうときがくるよ。
    そういうときはスマートに
    『ありがとう』と言って受け取りなさい。」

ナル「遠慮しますと言って、
    チョコを受け取らないのはいけないのか?」

私 「絶対ダメ!!」



・・・・・そういうやりとりがあった翌日・・・・・


ゆめ「ただいま~。
    今日は荷物が多くて疲れた~。
    一日遅れだけど、今日、サークルで
    チョコの交換会があったからね~。」

私 「お疲れ!
   今年も手作りお菓子が多かった?」

ゆめ「うん。年々ふえていってる気がする。
    手作りチョコ、クッキーだけじゃなくて、
    肉まんを作ってきてる子がいたよ。」


     ∑(゚Д゚)ハァ!? 肉まん?


私 「なんでまたそんなものを?」

ゆめ「さぁ?なんでだろうねぇ。
    人とは違ったものを作りたかったのかも。
    『ありがとう』って受け取ったけど、
    食べるのが正直コワイわ。
    持って帰ってきてるけど、食べる?」

私 「いや、ゆめがもらったんだから
    ゆめが食べなよ!」

ゆめ「じゃあ、ナル君、食べる?」

ナル「俺も遠慮しとく!」(・∀・;)

ゆめ「なんだよ、もう!
    ナル君、高校卒業したら
    うちのサークルに入りたいんでしょ?
    こういうのパクパク食べなきゃダメだよ!」


    注★ゆめの大学のアニメサークルは
    18歳以上なら大学生以外でも入れます。


ナル「えーーっ!?
    受け取ってもって帰るんじゃダメなのか?」

ゆめ「女子ならそれでもいいけど、
    男子はその場で食べる人が多いの!
    それに、友チョコやクッキーを作って
    持ってくる男子も多いんだからね!」

ナル「えーーーっ!?
    男が作ってもってくるのか???」

ゆめ「そこまで驚くことないじゃん。
    パティシエだって、男性が多いんだよ?
    ナル君が高校卒業後には、
    友チョコ作る男子が増えてるかもね。
    ナル君、今からでも
    お菓子作りの腕をみがいときなよ!
   まずいお菓子を作って配ったら
   私が許さないからね!」


      (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル




    ゆめに脅かされて、ビビるナルでした~。







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観劇(2108)



    ナルが写真コンクールの賞品でもらった券で、
    家族でミュージカルを見に行ったんです。


私 「ゆめ、ケータイの電源、切った?
    劇が始まる前に必ず切りなさいよ。
    ナル、なんでいつまでもコート着てるの?
    ホールの中は暖かいから脱ぎなさい!」(早口)

ナル「いや、着たままでいい。」

私 「途中で暑くなってもしらないよ!?」(早口)

ゆめ「ママ、今日はテンション高いねぇ。」


     (´▽`) 親子でミュージカルを見るのは
          久しぶりだなぁ。ふふふ♪



    e2108.gif



・・・・ミュージカルが終わり、帰りの車の中で・・・・


私 「あ~、今日は楽しかった♪
   お芝居の内容もよかったし演技もうまかったし。」

ゆめ「特に、歌がうまかったねぇ。
    やっぱ、プロは違うわ!」

私 「ナル、何か感想は?」

ナル「最後のほうは体が熱くなった。」

     (^▽^) ほほう!
          なかなかいいコメントを・・


ナル「トレンチコートを脱いでおけばよかった。
    暖房をきかせすぎだ。


私 「芝居が始まる前に、
   コートを脱げって言っただろ!」
(怒)


ナル「あのときは暑くなかったんだから仕方ない。」

私 「仕方なくねーよ!」(怒)


ゆめ「まあまあ!興奮しないで!
    ナルくん、静かに観劇してたし、
    芝居の最後のほうにゴゾゴゾと
    コートを脱がなかっただけでも偉いじゃん。」


私 「ε-(ーдー)ハァ まあね。
    キャッツを見て怖がって頃とは違うよね。」

ナル「おっと!(・∀・;)
    キャッツの話はそこまでだ!」


私 「まだキャッツが怖いんかいっ!」


ナル「失礼な!
    怖いわけがないだろう。
    ただ・・・・キャッツ・メイクの人間が
   年端も行かない子どもに対して
   許可なく頭をなでるという愚行は、
   許しがたいものがあるがな。


     ( ̄Д ̄;; コ、コイツ、
            まだ根にもってやがる!




    小学校低学年のころに見に行った「キャッツ」で
    ホールを歩き回る役者さん(キャッツの化粧)に
    頭をなでられて嫌だったことを、
    ずーーーっと忘れないナルなのでした。

    もう許してやれよ!
    許す許さないの問題じゃないけどね。(^◇^;)






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歴史人物の名前(2109)



   学年末テストが近付いてきたので、ナルは
   リビングで日本史の勉強をしていたんです。


ナル「あれっ?これ、なんて読むんだっけ?
    人物の名前って読みにくいんだよなぁ。」

ゆめ「あ~、わかるわかる♪
    歴史人物の名前って読みにくいよね。
    いきなり ぎきょうとか出てくるし~!」


    e2109.gif


私 「ぎきょう?」

ナル「ぎきょう?何の時代だ?」


ゆめ「二人ともわかんないの~?
    鎌倉時代の人物だよ~!」(^▽^)

ナル「・・・・それはひょっとして、
    義経(よしつね)じゃないか?
    源頼朝の弟、源義経のことだろ?」

ゆめ「あれっ?
    あれ、よしつねって読むんだっけ?
    間違えちゃった。あははは!
    あんなの、ふつ~は読めないよね~。」

私 「ふつうは読めるよ!
    むちゃくちゃ有名人だし!
    てか、なんでぎきょうって読むの?」

ゆめ「義理のに、お経(きょう)のきょう
    ぎきょうだよ。
    そんなにおかしいかなぁ?」

私 「なんで、お経!?
    経済のけいで、ぎけいって
    読み間違えるほうが自然じゃない?」

ゆめ「ぎけい? ないわ~!
    そんな名前、おかしいと思わない?」

    ヾ(。`Д´。)ノ お前が言うなっ!



ナル「源頼朝の親兄弟には、義(よし)という漢字が
    ついた人が多いんだ。
    ヨッシーファミリーとして覚えておくといいぞ。」

ゆめ「へ~、そうだったのか。
    ナルくん、頭いい~♪」(^▽^)

私 「・・・しかし、こんな有名人を覚えてないなんて、
    歴史が苦手とはいえ、ひどいよ!」

ゆめ「だって~、高校では日本史は習ってないもん。
    中学で歴史を習ってから、だいぶたったし~。
    それに、鎌倉時代の重要人物と出来事は
    源頼朝と守護と地頭だけでOKなんだよ。」


私 「そ、それだけ?」(;´Д`)

ゆめ「あっ!そうだ!
    忘れちゃいけない六波羅探題

私 「はいぃ~?
   なんで忘れちゃいけないが付くの?」


ゆめ「セットになってるんだよ。
    なんかの教材にそのフレーズが書いてあって、
    それ以来ずーーっとそう覚えてるの。
    もちろん、テストのときは
   忘れちゃいけないは書かなかったよ♪」


私 「あたりまえだよっ!」
         o( ∇ |||)プルプル




    興味のないことはとことん覚えないゆめ・・・・
    母さんはお前の将来がちょっぴり不安だよ。トホホ。






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アシスタント(2110)



     ゆめの大学のテストが終わったある日、


ゆめ「ママ~!私、今度、漫画のアシスタントすることに
    なったんだよ~。」

私 「えっ!?いきなり、何?」

ゆめ「へへへ。(´▽`)
    Aちゃんが今度、漫画賞に応募するんだよ。
    大学のテストが終わったから、
    本腰入れて描くんだって~。
    Aちゃん、少女漫画を描いてるんだよ~。」

私 「へぇ~!Aちゃん、少女漫画好きなのかぁ。
   なつかしいなぁ。
   私も中高生の頃、すっごく好きだったっけ。
   あのころ使ってたGペンやインク、
   家のどこかに保管してるはずだよ。」

ゆめ「そうなの?じゃあ、貸して。
    少し練習しておきたいんだよ。
    『もうすぐ締め切りだから手伝って。
     ゆめちゃん、絵がうまいから期待してる』
    って言われてるし。」

私 「しめきりっていつ?」

ゆめ「月末だよ。」

私 「えーーーーーー!
   もうすぐじゃない!大丈夫なの?
   いったい何ページ描くの?」


ゆめ「32ページって言ってたよ。
    まだ全然ペン入れできてないんだって。」

私 えぇーーー!
   
無理無理無理無理絶対無理だよ!」


ゆめ「そういうもんなの?
    私、漫画を描いたことないから
    全然わかんな~い。」

       (;´Д`) オイオイ


私 「まぁ、しゃーないか。
    アシスタントする約束したんなら、とりあえずGペンに
    慣れておくほうがいいね。
    はい、ペンとインクと画用紙!
    おっと!スクリーントーンが1枚あった!
    これも練習用に使っていいよ。」

ゆめ「ママ、なんでも持ってるね。すご~い!」(´▽`)

私 「はいはい、ありがとよ。
    じゃ、なんでもいいから描いてみなさい!」

ゆめ「なんでもって言われても描けないよ~。」


     ぐずぐず言うばかりで描かないので、
     私が少女漫画風の絵を描いて渡し・・・・


私 「はい、描いたよ。
    ベタとトーン、やってみて!」



   e2110.gif


ゆめ「わ~~い♪
    この絵、となりの怪物くんのハル?
    ママ、なんでもできてすごいね~。」

私 「ヨイショはいいから手を動かす!
   トーンの貼りかたは、袋の裏に描いてあるから!」

ゆめ「なんだか楽しい~♪」(´▽`)

私 「しめきり間近なんだから、すぐに
    そんなこと言ってられなくなると思うよ。
    明日から毎日Aちゃんちに行くんだよね?
    スクリーントーン、足りてるのかなぁ?
    行きに買っていこうか?ってメールしたら?」

ゆめ「でも、どんなの買えばいいの?
    欲しいトーンじゃなかったらいけないし・・・」

私 「トーンの台紙に、ちゃんと番号が書いてる!
    ほら、ここ! S-321ってあるでしょ!?」

ゆめ「ほんとだ~!ママ、なんでも知ってるね~。」

私 「漫画やイラストを描くのが好きな人なら
    誰でも知ってるってば!」


    ゆめがAちゃんとメールのやりとりした後、


ゆめ「Aちゃん、スクリーントーンの番号のこと、
    ぜんぜん知らなかったよ。
    いつもテキトーに買って
   テキトーに使ってるんだって~♪


私 「えーーーー!
    それじゃ、髪の毛にトーン貼ってるキャラは
    困るでしょ?途中でトーンがなくなったら、
    どうするの???」

ゆめ「似たのをテキトーに買うんだって。」

       _| ̄|○ ガクッ





    月末までに仕上がらない予感がプンプンします。

    でも、まぁ・・・・これもいい経験になるかな?(汗)







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抱負(2111)



    高校の学年末テストが始まり、ナルは
    苦手な英語の勉強を必死でしているんです。


ナル「ただいま~。」

私 「英語のテスト、どうだった?」

ナル「大丈夫だ。
    英語のテスト、赤点は絶対にない!
    この問題を見るがいい!


   e2111.gif


私 「そんなに簡単だったの???」

ナル「最後の問題を見ろ!これ!
    この1年間の反省そして
    今後の抱負(決意)を書きなさい。

    これを書いただけで点がもらえるんだぞ。」

私 「あ~、これかぁ。
    たしか去年の学年末テストも
    同じ問題があったよね。」

ナル「ほぼ同じ問題だが・・・今年は
    今後の抱負(決意)という表現が
    ふくまれている。
    1年たって少しは進化したということか。」

私 「進化っていうな!
   ナルはこの問題の答え、ちゃんと書けた?」

ナル「ああ。これからの予定を書き綴っておいた。」

私 「これからの予定って?」

ナル「点を取るためにはどうすれなよいか、
    熟考して書いておいた。
    しかし、ありがちなことを書いてるから
    可もなし不可もなし
    といったところだろうな。」


     (^◇^;) 偉そうだなぁ、オイッ!


私 「先生に感謝しなくちゃね。
    こんな簡単な問題を出してくれて。
    一般の進学校だったら、
    英文で書かなきゃいけないところだよ。
    ・・・ナル、私は英語を一生懸命
    勉強しなければならない

    って英語で書ける?」

ナル「えっ?(・∀・;)
    いきなりそんなこと言われても。
    アイ・・・アイ・・・・」

私 「~しなければならないは、マスト(must)!
    さんざん教えたでしょ?」

ナル「アイ マスト スタディ イングリッシュ・・」

私 「いいよいいよ~。(´▽`)
   あとは、一生懸命っていう英単語!」

ナル「ヒアー!」


    (_△_;〃 ドテッ!



    hearの過去形heardと、hardが
    ごちゃまぜになったようです。(汗)

    先生・・・来年も「反省文をかけ」問題の
    出題をおねがいします。
    それがないと、正直キビシイかも(;´Д`)






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アシスタント・その2(2112)



    (絵日記2110の続きです)


    ゆめの友達Aちゃん(漫画化志望)の
    漫画の締め切りが近いので、
    ゆめは毎日お手伝いに行っているのです。


ゆめ「ただいま~!
    楽しかったけど、疲れた~!」(´▽`)

私 「お疲れ!原稿は進んだ?」

ゆめ「う~ん、正直キビシイ。
    しめきりには間に合わないんじゃないかなぁ。
    ・・・ママに聞きたいことがあるんだけど、
    顔のアップを1~2枚描いて
    『Gペンの先が開いたから
     もう捨てる』って変だよね?」


    e2112.gif


私 「Gペンの先は開いてるの!
   もともとそういう構造なんだよ!
   ペン先は消耗品だけど、
   いくらなんでも捨てるの早すぎ!」


ゆめ「やっぱりそうかぁ。
    変じゃないかとは思ってたんだけど、
    Aちゃんが自信満々に
    『Gペンは細くてきれいな線が描けるけど
     すぐにダメになっちゃうんだよ』
    って言うから、そんなもんかと・・・。
    Gペンはどのくらいが寿命なの?」

私 「人に聞くより先に
    目の前の箱(PC)で調べろ!」



    パソコンでいろいろ検索した後、


ゆめ「人によって差があるけど、
    Aちゃんが捨てるのは早すぎだね。」

私 「そう!
    Gペンらしい太くてしなやかな線が
    描けるようになったところで捨ててる!
    細い線が描きたいなら丸ペンで描くべき。
    少女漫画でしょ?丸ペンにしたら?」

ゆめ「それがその・・・・(^◇^;)
    丸ペンを買いにいったとき品切れだったから
    使ってなかったんだって。」


      (ノ_-;)ハア…


私 「明日も手伝いに行くんでしょ?
    行きに文具屋に立ち寄って、
    丸ペンを買っていったら?
    ゆめが背景を描くときに使ってもいいし。」

ゆめ「うん。そうするね♪」



・・・・・翌日の夜・・・・・


ゆめ「ただいま~。
    Aちゃん、Gペンは太い線を描くものって
    知らなかったよ。びっくりしてた~。」

私 「そっか。そんな気はしてた。」

ゆめ「丸ペン持って行ったら、喜んでた。
    売ってくれって言われたから、売ったよ。
    でも、『丸ペンって高い~!』って。」

私 「∑(゚Д゚)ハァ!? Gペンをソッコーで
   捨ててた人間が何を言う~!?」



   Gペン・丸ペンがわからない人はこちら→


ゆめ「だよね。はははは。
    計算したら、そっちのほうが高くつきそう。
    漫画の道具が高い高いってグチってたし、
    必要経費とか理解してないんだよ。」

私 「Aちゃん、一人暮らしだよね?
   自分で家計のやりくりしてたり、
   バイトとかしてたらわかりそうなもんだけど。」

ゆめ「Aちゃん、バイトしたことないもん。
   お金がたりなくなったら、
   親に連絡すればいいだけだし。」


     ( ̄□ ̄;)お、お嬢様かっ!




    贅沢なくらしぶりではないけれど、
    お金に不自由したことが全くないらしいです。

    うらやましいなぁと思う反面、
    そんなんで世の中渡っていけるのか
    心配になるワタクシなのでした。


    



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アシスタント・その3(2113)



    絵日記2110、2111の続きです。

    ゆめがアシスタントに行き始めて5日後。
    夜遅くに帰ってきたゆめがこう言ったんです。


ゆめ「ただいま~!
    ねぇ、明日はAちゃんちに泊まっていい?
    締め切りが近いし、徹夜で作業したいんだ。
    私、今まで外泊なんて一回もしたことないし、
    今回だけ特別にお願い!!」

私 「泊り込みで作業か・・・仕方ないな。
   でも、ゆめは睡眠不足に弱いし徹夜作業には
   むいてないと思うから、少しは寝ること!」

ゆめ「わかった。ありがとう~♪
    Aちゃんのマンションはね、
    大学の北側にあるドラッグストアの横の
    マンションで、4階に住んでるんだよ。」

私 「友達のマンションの住所を教えるなんて
    真面目やね~。
    女友達のとこに泊まるの疑ってないけど?」

ゆめ「へへへ。実はママにお願いが・・・・
    このスクリーントーン、
    明日の午前中に買ってきてほしいんだけど。」


    e2113.gif

      (プロの漫画家さんのコミックスのページを
       コピーしたものを手に持っている)



私 「はいぃ~?なんで私が?
    ゆめが行きに買っていけばいいじゃん。」

ゆめ「画材屋さんがあくのは10時でしょ?
    私は朝8時からマンションで作業しなきゃ
    いけないし、出れそうにないんだよ。
    時間がもったいないし、ギリギリなの。」

私 「もう一人お手伝いしてる子がいるでしょ?」

ゆめ「Bちゃんは画材屋がどこにあるか知らないし、
    そういうの全くわからない子なんだよ。
    お手伝いっていっても、消しゴムかけと
    コンビニに食料の買出しにいくくらいだし。
    ママだったら、よく知ってるでしょ?
    おねがい~~♪」(´▽`)


      ε-(ーдー)ハァ 


私 「仕方がないなぁ。行ってあげるよ。
    この赤丸してるところと同じトーン、もしくは
    似たようなトーンを買えばいんだね?」

ゆめ「さっすが、ママ!察しが早い!
    スクリーントーン大3枚、お願いします。
    それから、トーンカッターも欲しいんだけど。
    トーンカッターは高いから、1本だけ!」

私 「はいはい、わかりましたよ。」



・・・・・翌日・・・・・



    ゆめは7時に起きて準備して出かけ、
    私は10時に画材屋さんに行ったんです。


     ( ̄Д ̄;; うっ!
             同じトーンがないっ!
             似てるのもないっ!!


私 「もしもし、ゆめ?
    今さっきメールしたけど、見た?
    似たようなトーンがないんだけど、どうする?
    少し似てるけどかなり黒っぽいトーン、
    少し似てるけどかなり白っぽいトーン、
    2種の写メを送ったけどどっちがいい?」

ゆめ「あ~、ごめん。メール見てなかった。
    て言うか、メール音、消音にしてたわ。」

私 「殺す!」

ゆめ「あははは、ゴメンゴメン♪(´▽`)
    とりあえず黒っぽいのをお願いします。」

私 「でも、そっちは大2枚しかないんだよ?
   白っぽいのは大3枚あるんだけど?」

ゆめ「2枚でもなんとかなると思うから、黒で!
    原稿が白っぽいから解消したいんだよ。」

私 「はいはい、黒ね。
   トーンカッター、ここは売ってないんだけど」

ゆめ「じゃ、他の店もあたってみて。
    画材屋さんか、アニメイトにあるから。」


    アニメイトまで車で移動し、


私 「もしもし、ゆめ?
    トーンカッターっていうのは無いよ!
    トーンナイフっていうのはあるけど、
    これのことじゃない?」

ゆめ「・・・・・今、Aちゃんに聞いてみたけど、
    トーンカッターだって言ってるから違うと思う。」

私 「いや、私は絶対にこれだと思うよ!
    ただ、1本350円なんだよね。
    高いって言ってたし、やっぱ違うのかなぁ。
    Aちゃんに、今使ってるトーンカッターの
    メーカー名、値段を確認してみて!」

ゆめ「・・・・・確認した。
    メーカー名はわからないけど、
    今あるものはアニメイトで350円で買った
    って言うから、それで間違いないと思う!」

     (;´Д`) やっぱりこれか!
           全然高くないじゃねーか!


    Aちゃんのマンションの駐車場に到着。
    ケータイでゆめを呼び出すと


ゆめ「これだよ、これこれ!
    ありがとう、ママ~!」(´▽`)

私 「しっかし、いろいろ無計画すぎ!
   手伝ってくれる友達、他にいないの?
   大学の漫研とか入ってたら、情報交換とか
   お手伝いしあったりとかできるんじゃない?
   今からでも入ったらいいのに。」

ゆめ「私もそう言ってるんだけど、
    なれあいの場が苦手なんだって。」


     ∑(゚Д゚)ハァ!?


私 「なれあわない距離を保てばいいじゃん。
    人脈作りは大事でしょ~が!」

ゆめ「私もさんざん言ってるんだけど、
    人脈作りがめんどくさいみたいで。」

私 「いやいや、それはアカンて!」

ゆめ「Aちゃん、美人だから
    小さい頃から苦労があるみたい。
    学校帰りに尾行されたりとか、
    変な手紙もらったりとか、
    ストーカーっぽいことされて・・・
    若い男の人だけじゃなくて
    中年のオッサンもいたんだって。」


      Σ(|||▽||| ) ゾォーーーー!!



     美人すぎると苦労するんだなぁ。

     それにしても、
     美人で男性とつきあったことがなくて、
     世間知らずのお嬢様の少女漫画家か・・・・
     オイシイです!じゅるっ♪(←変態)





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Copyright © むっか(mukka)