男女差別(2524)
ナルは今、就職活動中。
毎日午前中は専門学校で勉強、
午後はハローワークに行っているのです。
ナル「ただいま~。」
私 「おかえり。ハロワ、どうだった?」
ナル「今日、いいのを1つ見つけた。
事務職。土日休み。給料はまあまあ。
自宅からもまあまあ近い会社だ。」
私 「おっ!いいじゃん♪」ヽ(´▽`)/
ナル「でも、そこ、12月から勤務なんだ。
だから専門学校をやめなきゃいけないかも
しれないし、どうしようかと思って・・・」
私 「いや、やめなくてもいいはずだよ?
ナルは今まで1日も休まずに通ってるし、
なんとかなるんじゃないかなぁ。
明日、専門学校の先生に聞いてみなよ。」
ナル「わかった。」
翌日の昼、ナルのケータイから電話があり
ナル「もしもし?俺だ。(・∀・)
就職が決まって仕事が始まるという事情なら
もう授業には出席しなくてもいいそうだ。
でも、卒業式には必ず出席すること。
それから、漢字検定2級を受けることって。」
私 「漢字検定2級か。(^▽^;)
早くなんとかしなくちゃね。
卒業は問題ないみたいで、よかったね。」
ナル「ああ。今からハロワで申し込んでくる♪」
数時間後、
ナル「ただいま~。ダメだった。」(・∀・;)
私 「はいぃ~?」 (゚Д゚)
ナル「ハロワで例の会社を申し込んだんだが、
ハロワのおねーさんに
『ここ、女性が多い職場だから
女性を採用したいらしいの。
だから、あきらめてください。』
って言われてしまったんだ。」

係の人が求人票をバーコードを読み取ると
補足・追記事項が出てくる仕様らしい→ ★
私 「 (゚Д゚)ハァ? 女性希望?
そういうことは求人票に
ちゃんと書いておけよっ!」
ナル「俺もそう思った。ε-(ーдー)ハァ」
私 「まあ、考えようによっては、
面接を受けて落とされるより、
事前にわかってよかったってことで。
次、いってみよう。次!」
ナル「次って言われても・・・ε-(ーдー)ハァ
俺は一般の会社の事務職がしたいのに、
そういうのは女子希望が多いらしいんだ。
こんなの、男女差別だ。」
私 「いやいや、男女差別っていうのは、
主に 女性が使う言葉だと思うよ?
女性は 今まで働けなかった職種とか
いっぱいあったけど、どんどん進出していって、
今はトントンになってきてるんじゃないかなぁ。」
ナル「いや、女性は優遇されてる!
女性がいろんな職種に進出して
男性はどんどんスミに追いやられてて・・・
なのに、女性が本来やってた仕事は
今でも女性が独占しているんだ。不公平だ。」(グチグチ)
私 「まあ、そういう面もあるかもしれないけど。
男性でないといけない仕事もあるよ。
主に、力仕事だとは思うけど。
ナル、力仕事やってみる気ある?」
(・∀・;) ギクッ
ナル「や、やだなぁ。できるわけないじゃないか。」
私 「女性は社会人になったら、
化粧しないといけないわけだけど、
『こんなの男女差別だ!男性も化粧しろ!』
って言われたら どうする?」
ナル「ご愁傷様ですと言う。」
私 「アホかっ!
とにかく、グチグチ文句言わないの!
気持ちを切り替えて、就活がんばりなさい!」
ナル「わかった。(・∀・;)
それにしても、女が強くなりすぎて、
男は生きにくい時代になってしまった。
・・・なるほど。そうか!
俺は生まれる時代を
間違ってしまったということか。」
ヽ(∴`┏Д┓´)ノ しつこいっ!
一人芝居、終了ーー!
息子よ、
お前がもし 明治時代に生まれてきたら
20歳まで生きていられなかったと思うぞ。
じゃ、江戸時代? もっとずーと昔?
そんな時代なら、瞬殺されとるわっ!
ナルのハロワ通いは、まだまだ続きそうです。
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