新人さん、がんばって!(2638)
ナルがアルバイトし始めて1週間後の出来事。
私 「ナル、今日のバイト、何時からなの?」
ナル「いつも通り夕方5時からだけど、何だ?」
私 「ナルが働いてるところ見たいし、
ゆめと一緒に食事にいこうかな~と思って。」
ゆめ「いいね♪行こう行こう!」(´▽`)
ナル「いいけど、研修が終わってからにしてくれよ。
研修は2週間の予定だからさ。」
(^▽^;) 嫌がるかと思ってたけど、
見にいってもいいんだ。
ゆめ「研修中だって、いいじゃん。
他人の振りしてるから!
気になるところがあったらチェックして
後で注意してあげるよ。プラスになるよ~。」
ナル「そんなもんか?じゃあ、まあ、いいか。」
というわけで、ゆめと二人で
ナルがバイトしているファミレスに行ったんです。
ナル「いらっしゃいませ。お客様、何名様ですか?
禁煙席、喫煙席、どちらがよろしいでしょうか?」
ゆめ「二人で、禁煙席!」( ̄ー ̄)ニヤリッ
いつもの低い声は封印して
高めの声で接客するナルの姿を
遠くから さりげなく見ていたんですが・・・
ゆめ「ナル君のおもしろには慣れたと思っていたけど、
外で見ると おもしろさが際立つねぇ。
いっぱい変な動きしてるから注意してあげなくちゃ。」
私 「オーダーを聞いておじぎした後、
ななめにガクンとギアを入れてから
タッタッタッと小走りするのはやめさせよう。」

ゆめ「たしかに ギア入れてる!
そして、遅い! あんな小走りより
大股で歩いたほうが早いよ~!
・・・あっ!ナル君がドリンクバーの補充し始めた。
『走るのは絶対にダメ!クレームくる!』
って小声で注意してくるね。」
ゆめが席にもどってきて
ゆめ「私がドリンクバーでコーヒー入れてるとき、
近くにすわってるおばちゃん客が
『あの子、新人さんやねぇ』
ってナル君を見て笑ってた。」
私 「あ~、ナル、緊張してるからねぇ。
ファミレスの接客のセリフを言うとき、
いっぱいいっぱいって感じだし。」
ゆめ「それだけじゃないよ。
客が帰ったあとのテーブルを片付ける動作も
肩に力が入っててカクカクして おもろいもん!
むちゃくちゃ不審人物!」
(^▽^;) そ、そこまでか?
・・・・帰宅後・・・・
ナル「ただいま~。どうだった、俺?」
私 「思ったより良かったよ。
新人さんが頑張ってるなって感じがした。」
ゆめ「不審な動きが多かったけどね。」
ナル「不審な動き?
そんなはずはないのだが・・・
パフェ3つ、トレイに乗せて運ぶときに
落としてダメにしてしまったけど。」
ゆめ「3つも落としたのかよ!」(`Д´)
ナル「だが、客に かからなかったから良かった♪」
ゆめ「良かった探ししてる場合かっ!」(怒)
私 「まあまあ!
同じミスを繰り返さないように注意してね。
それから、お客さんからクレームがくるような動作、
小走りしないように気を付けなさいよ。」
ナル「お客さんといえば・・・
俺、いろんなお客さんから
『新人さん?頑張ってね!』
って言われるんだ。
俺が新人だって 何でわかるんだろう?」
(;´Д`) バレバレだってばYO!
挙動不審なウエイター・ナルは、
お客様の暖かいまなざしにささえられ
なんとか仕事をこなしているようです。
がんばれ、ナル。
ファミレスのピークはこれからだーーー!
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