面接の時間(2725)
ナルがスーパーのレジ係のアルバイトの面接を
受ける日、ナルは朝からずっとそわそわしていて
ナル「準備するものは履歴書と何だったっけ・・・
そ、そうだ。筆記用具・・・」(うろうろ))

ゆめ「ヤバイね。
尋常じゃないほどの緊張が伝わってくる。
車で送り迎えしたほうがいいんじゃない?
今にも事故りそうだよ!?」
ナル「聞こえたぞ。失礼な!
俺は事故なんてしない・・・たぶん。(・∀・;)
それに、ちょっと前に事故ったゆめちゃんに
言われたくない!」
ゆめ「あははは!そういえば、そうだった。」(´▽`)
私 「じゃあ、車で送り迎えしなくていいの?」
ナル「頼むとするか。
万が一のことがあったら いけない。」
(^▽^;) もったいつけた言い方しやがって。
素直に「お願いします」って言えよ!
私 「道路工事してたり 道が混んでたらいけないから、
早めに出発しよう。準備はできてるんだよね?」
ナル「ああ。バッチリだ♪」
玄関のカギをしめた時、ふと思い出し、
私 「そういえば、免許証もった?
身分証明できるものはありますかって言われた時に、
免許を出すのが一番いいんだけど・・」
ナル「はわわわ!忘れた! (゚Д゚;)
い、今すぐ取ってくるから待ってて!」
(;´Д`) リアルで『はわわわ』っていう人、
初めて見たよ。
・・・スーパーに到着・・・
私 「はい、着いたよ。
今、面接予定時刻の25分前。
ちょっと早すぎるから、車内で待機しようか。」
ナル「いや、もう行ってくる。」(・∀・;)
ゆめ「だめ!早すぎるって!」
ナル「なんでだ?早いほうがいいだろ?」
ゆめ「早すぎてもよくないの!
こういうのは、5分前くらいがちょうどいいの!」
ナル「なんでだ?
早いほうがヤル気をアピールできるだろ?」
ゆめ「ダメだって言ってるだろ!アホッ!」(`Д´)
ナル「アホとは なんだよ!
こんな時に イライラさせないでくれ!」(`Д´)
私 「ゆめもナルも、うるさいっ!
ケンカしてる場合じゃないでしょ~が!
・・・ナル、相手側にも都合というものがあるのだよ。
面接の時間をいったん決めたのなら、それを
本日のスケジュールに組み込んでいる。
皆、スケジュール通りに進行したい気持ちがあるの。
それに、25分も前だと準備できてないかもしれない。
ほかの作業をしているところかもしれないでしょ?
だからといって、時間ぴったりなのはよくない。
遅刻癖がある人・なんでもギリギリの人だと
思われたらいけないでしょ?
だからこそ、5分前がちょうどいいんだよ。」(くどくど)
ナル「なるほど。じゃ、車内で待つ。
ゆめちゃんも、こう言ってくれればよかったのに。」(・∀・)
ゆめ「こんなに くどくど説明できるかっ!」ヾ(*`Д´*)ノ
・・・5分後・・・
ナル「そろそろ行ってもいいか?」
私 「まだ20分前だってば!」
・・・さらに 5分後・・・
ナル「そろそろいいんじゃないか?」
私 「まだ 15分前だってば!」
・・・さらに5分後・・・
ナル「そろそろ行かせてくれ!頼む!」(・∀・;)
私 「はぁ~。仕方ないなぁ。
10分前だけど、行ってもいいよ。
深呼吸をひとつして、歩いていきなさい。
走っちゃダメだよ。あせらずゆっくりね。」
ナル「うん、わかった♪」(・∀・)
ナルは深呼吸を一回した後、
スーパーの入り口にむかって
大股歩きでシュタタタタターー!
ヽ(∴`┏Д┓´)ノ 競歩かよっ!
久しぶりの面接で、緊張しまくり&
はりきりまくりのナルなのでありました~。
ランキングをぽちっと押していただけると嬉しいですヾ(´▽`*)


スポンサーサイト