優秀なパシリ?(2734)
ゆめの卒業式が近付いたある日の夕方、
ナル「ゆめちゃん、早く帰ってくるって言ってたのに遅いな。
こんなんじゃ、一緒にモンハンできないや。」(・∀・;)
私 「もうすぐ卒業式だから、体調を整えるために
早く帰宅するように言ったんだけどねぇ。
後輩への実験の引き継ぎが手間どってるのかも。」
ブロロロロロ~♪(ゆめのバイクの音)
ゆめ「ただいま~。実験がたてこんでて
帰りが遅くなっちゃった。ごめんね~。」(フラフラ)

Σ( ̄ロ ̄lll) 顔色、わるっ!
やばいよ、やばいよ!
私 「また、ろくに飲み食いせずに実験やってたんでしょ!
早く何か飲みなさい!ナル、お茶持ってきて!」
ナル「はいはい。」(・∀・;)
私 「あと、お菓子も出して!クッキーか、ビスケット!」
ナル「夕ご飯がもうすぐできるのに?」
私 「消化がいいものを最初に少し入れなくちゃ!
いきなり濃い物を食べたら胃がパニック起こして
またピューピュー吐いちゃうかもしれないでしょ!」
ナル「やばいな。すぐ持ってくる♪」
(猛ダッシュして準備するナル)
ゆめ「うむ・・・良いパシリじゃのぅ。」( ̄ー ̄)ニンマリ
私 「んなこと言ってる場合かっ!
体調管理くらい、ちゃんとしなさいよ!」
ゆめ「してるよ!だから今日は熱はでてないもん。」
私 「熱がでてないのは、当たり前!
それが普通なんだよ、普通!
まずは、自分の顔を鏡で見なさい!
そんな今にも倒れそうな顔色で
卒業式と謝恩会に出るつもりなの?」
ゆめ「顔色なんて誰も気にしないよ~。(´▽`)
(鏡で自分の顔を見て)
おやおや、これはどうしたことだ?」
(注☆ナルがよくいうセリフです)
私 「ナルのマネしてる場合じゃないでしょ!」
ゆめ「バレたか。(´▽`)ヘヘヘヘ。
結構ナル君に似てたでしょ~?」
ナル「俺、そんなこと言わないだろ!?」
私 「いや、言う!」
ゆめ「もはや日常だ!」
ナル「おかしいな。そんなはずは・・・」(・∀・;)
私 「急におなか痛くなってきた。トイレ行く!」
ゆめ「いきなりかよっ!
話の途中やないか~い!」
私 「仕方ないでしょ!
ゲリは突然やってくるものなの!
ナル、トイレに水と薬を持ってきて!頼む!」
ナル「はいはい。(・∀・)
水は冷たくないほうがいいよな?
レンジでチンして、ぬるま湯にして持っていこうか?
寒気がしたらいけないから、上着も持っていこうか?」
私 「うん!」(トイレにダッシュ)
ゆめ「うむ・・・にこにこ笑顔で気配りとは、
やっぱり、ナル君は優秀なパシリやのぅ。」
ナル「パシリって言うな!
ゆめちゃんとママが言いつけるから
仕方なくやってるだけなんだよ!
しぶしぶだよ、しぶしぶ!」ヾ(*`Д´*)ノ
(^▽^;) スマンスマン
息子よ、
おねえちゃんに何とイジラレようが気にするな。
気配りと軽いフットワークは
人間関係を円滑にするために必要だから、
いつかきっと役に立つとおもうよ。
少なくとも、私とゆめは都合がいい・・・ゲフンゲフン・・・
とにかく、明日もいっぱいお手伝い頼むよ。(´▽`)
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