ナルの運命(2594)
私とゆめが病院に行っている間に、
ナルが応募している会社から電話があり、
二日後に面接があることになったのです。
ナル「いきなり面接の電話がきて、あせった~。」(・∀・;)
私 「面接は明後日?間違えてないでしょうね?」
ナル「今回は、曜日をちゃんと確認したから大丈夫だ。」
ゆめ「ナル君、そこへはどうやって行くつもりなの?
ママが車で送迎するのは、今は無理だよ!」
ナル「あ~、バイクで行こうかと思ってる。」
ゆめ「バイク、どこに停めるの?駐車場所あるの?
あるとしても、駐車許可もらった?
もらってないなら、公共交通機関で行くべきだよ!
でも、ナル君、一人でバスと電車に乗れないでしょ?
絶対に遅れちゃいけないのに、どうすんの?」(超早口)
ナル「あわわわわ。」(・∀・;)
(ノ_-;)ハア… たよりないなぁ
面接の日時はゆめの予定がちょうどあいていたので、
ゆめが車で送迎していってくれることになったのです。
二人が帰宅後、
ゆめ「ママ!聞いてよ!
ナル君を送迎した後でコンビニに行ったら、
ナル君にすぐに会ったんだよ! 私が
『なんで、コンビニの中に
いるんだよ!?面接は?』
って聞いたら、なんて言ったと思う?」

ゆめ「トイレだよ、トイレ!」
ナル「急におなかが痛くなったんだよ。
しかたないだろっ!」 (≧д≦)
私 「急に ゲリになったのは仕方ない。
でも、面接先のトイレを借りなさいよ!
面接の時間に遅れちゃったんじゃないの?」
ナル「ああ、ちょっとだけ。(・∀・;)
面接先のトイレには、あいにく、先客がいてな。
どうしても我慢できなくなって、受付の人に
『コンビニのトイレを借りてきます』
と伝えて、近くのコンビニに走っていったんだ。
トイレを出たら、ゆめちゃんがいて驚いたよ。」
ゆめ「こっちが驚いたわぁっ!!」(怒)
私 「・・・こりゃ、落ちたな。」
ゆめ「うん。」
ナル「落ちるとは決まってない。
今日のゲリは軽め・短めのゲリだったから
遅刻はほんの少しですんだし、
受付の人にも事情をきちんと説明できたし、
面接はちゃんとしてもらえたんだぞ。
ウン○だけに ウン良く合格するかも♪」
(^▽^;) なんというポジティブ!
ナル「しかし、まぁ、今回ばかりは
落ちても一向に構わないがな。」
ゆめ「なんでだよっ!」
ナル「面接を受けたときに、
業務内容を説明してくれたんだが・・・
事務的な仕事は少しだけで
主な仕事は 外で土地や建物の測量をしたり
調査をすることらしいんだ。
外には、虫がでるだろ?
この仕事、俺にむかないと思う。」
ゆめ「アホかっ!仕事内容くらい、
応募するときに確認しろよっ!」
ナル「事務的職業・事務員で検索して
見つかった募集なんだよ。
測量も作業あるって 1行書いてはいたけど、
測量がメインで しかも外とは思わなくて。」
ε-(ーдー)ハァ
私 「もし合格してたら、どうするの?
正社員だし、給料も休みもまあまあ良いから、
辞退するのは もったいないと思うけど。」
ゆめ「この際、虫嫌いを克服しろ!」
ナル「それは絶対無理!
だが合格したら、そういう運命だと思って
受け入れて、そこに就職するつもりだ。
フッ・・・呪われた運命だな。」
○|_| ̄ =3 ズコー
結果は三日後に届き、
『呪われた運命』にはなりませんでした。
給料が良かったからたくさんの人が受けてたけど
合格するのはたった一人だし・・・残念。
でも、ナル本人は
「落ちてて良かった~♪」(・∀・)
少しはガッカリしてくれよーー!(。´Д⊂) ウワァァァン!!
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